目的と手段を間違えない
要件定義フェーズの目的は何でしょうか?
要件定義書を作成することでしょうか?
いえ、「要件を定義すること」、これが目的です。
(当たり前ですね。)
要件定義書は要件を定義する(目的)ための
「手段」です。
実際のプロジェクトでは、
目的と手段が入れ替わっていることがよくあります。
-課題を解決するため(目的)の会議なのに、会議を開く(手段)だけで
満足して課題解決は先送り
-品質を上げる(目的)のためテストなのに、テスト仕様書の作成(手段)に
時間を取られ、テストをする時間が取れていない
世の中でも
キャリアアップしたい(目的)ので資格のスクールに通う(手段)が、
スクールに行くこと自体が目的になってしまっている。
という状況も見受けられます。
この状況に陥らないためには、常に目的を意識するしかありません。
・何のためにドキュメントを作るのか
・何のための打合せなのか、何を決めればよいのか
をひたすらまず考える。
そして何が「目的」で何が「手段」かを自分で定義する。
プロジェクトマネージャーはメンバーに「目的」を伝えるのも
重要な仕事です。
最初はどうしても手段が目的化してしまいますから。
「それって目的?」「それって手段?」
こんな会話がプロジェクト内で起こるといいなーと思います。
と、ここまでが本日お伝えしたかったことです。
ここからはちょっと補足です。
キャリアアップ > 資格取得 > スクールに通う
といった流れの場合、目的と手段は入れ子構造になります。
・キャリアアップ(目的)のために資格を取得する(手段)
・資格取得(目的)のためにスクールに通う(手段)
・スクールに通う(目的)のためにお金を貯める(手段)
なので本当は状況によって目的は手段にもなり得るのです。
だからこそ、大事なのは状況に応じて「目的は何か?」
を考え続けることです。
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