現場で使える仮説思考
2008 年 6 月 20 日 金曜日
みなさん、ビジネス書は読まれますか?
ビジネス書にはブームがあります。
会計ブーム、レバレッジブーム、勉強法ブーム、HACKブーム、
といろいろありますが、
一時期ロジカルシンキング(論理的思考力)、仮説思考
といった思考ブームがありました。
本日はその中から「仮説思考」についてお話します。
仮説思考というのは、誤解を恐れずひとことで言うならば
「結論から先に考える」ということです。
常に先を見なければならないプロジェクトマネージャーにとって
必須の思考だと思います。
具体的な事例で説明しましょう。
最近ECサイト構築の要件定義を1ヶ月かけてみっちりやりました。
要件を理解し、定義するにはいくつも質問しなければなりませんが、
忙しいお客様の貴重な時間を無駄にしないよう、
少ない質問で全ての疑問を解消したい、
そんなことを考えていました。
質問に至るまでの過程には2つあります。
①疑問レベル(なんでだろう?)
↓
②仮説レベル(答えはおそらくこうではないか?)
お客様に質問をするときに①のレベルでするのか、②のレベルでするのかは、
雲泥の差があります。
①のレベルで質問すると、お客様はこちらがどこまで分かっているのか、
を判断できません。
ですので回答に困ってしまったり、回答が長くなってしまいます。
②のレベルで質問すると、こちらの理解度がお客様に伝わり、かつ
間違っている場合にはその「仮説」に間違いがあるので、
なぜそこに間違いがあるのかを訂正してくれます。
回答が明確で、短くなり、時間を無駄にしません。
最短のルートで、最適な答えが返ってくる、
これが仮説を持った質問をする効用です。
「仮説思考」は戦略コンサルタントが使う上級テクニックではなく、
日々の作業効率を上げる誰でも使える道具です。
ぜひまずは質問から仮説思考を取り入れてもらいたいです。
お客様の反応が変わりますよ。
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