敏腕PMブログ

2008 年 6 月 27 日 のアーカイブ

標準化の本当の意味

2008 年 6 月 27 日 金曜日

皆さん、仕事の標準化ってされてます?
おそらく企業に勤めている方なら気づかないうちに
標準化された業務の中にいるとは思います。

プロジェクトにおける標準化の一般的な定義は、
「誰がやってもある程度同じ結果が得られるようにすること」
くらいに僕はとらえています。

標準化することのメリットは、大きく分けて
①品質向上
②コスト削減

です。

①品質向上について
例えば議事録やスケジュール表、課題管理表といった、
どのプロジェクトにおいても必要なドキュメントテンプレートは、
全社で統一することが「標準化」です。

これによって、今まで上記ドキュメントを作ったことがない人でも、
テンプレートに沿って作成することで、一定の品質が保てます

②コスト削減について
①の例で言うと、標準化されたドキュメントテンプレートがあると、
ドキュメントのフォーマットを考える「時間」が少なくなります。
既にあるものを使えますので。

プロジェクトではほぼ時間=コストなので、時間を少なくすることで
コストを同時に削減しているのです。


ただし、標準化には落とし穴があります。
標準化されているからといって、それを鵜呑みにしてはいけないということ。
標準化はあくまでも「標準」であって、「絶対」ではありません。

プロジェクトの状況によって、標準化されたものを都度応用していく
必要があります。

最後に、僕が考える標準化の本当の意味を書きます。
それは、「本来業務に注力できること」です。

お客様はドキュメントのフォーマットがどうだとか、ほとんど気にしていません。
その中に書かれている内容を非常に気にされています。

プロジェクトではその内容を深く考える必要があります。
その考える時間を確保するために「標準化」があるとも言えます。

「標準化して努力しなくても品質が保ててコストも削減できた!」
ではなく、
標準化して本来考えるべき内容に時間を使うことができた!
が標準化の本当の意味なのです。