敏腕PMブログ

2008 年 9 月 のアーカイブ

コミュニケーション能力を高める その3

2008 年 9 月 28 日 日曜日

口頭によるコミュニケーションは会話のキャッチボールです。
僕は小学生の頃ソフトボールをやっていました。
キャッチボールのときは、相手の胸にボールを投げるよう教わりました。

コーチとキャッチボールをしていて、コーチの頭の上にボールを投げてしまったときには、
「頭の上じゃない、胸だ」という言葉と共に、
コーチはグラブを頭の上から胸まで動かします。
どれだけ僕が投げたボールが目的の場所と違っているかを示すためです。

それを見て僕は、あと50センチ下のほうに投げなければ、と気づくわけです。
で、何が言いたいかというと、
会話のキャッチボールでど真ん中(胸)にボールが来なかった場合には、
どれだけずれているかを相手に伝える必要があります。

前回の赤色、紫色、赤紫色のたとえ話を例に出すと、
赤紫色を相手に伝えたいのに、相手は赤色と紫色の2色をイメージしていた場合には、
「あなたのイメージしている色は赤色と紫色なのですが、
僕が伝えたいのは、赤色50%、紫色50%を混ぜた色なのです。」
と伝えるわけです。

①まず相手が何をイメージしているのかを伝えて、かつ
自分が相手のイメージを理解できていることを伝える
②次に自分のイメージと相手のイメージがどれだけ違っているかを伝えて、
その違いを無くすためにはどうすればよいかを伝える
これが僕が考える会話のキャッチボールです。

相手の想いを理解する⇒違いを定義する⇒違いを埋める言葉を選ぶ
こんなイメージですね。
これを繰り返すと次第に胸から胸へボールが渡されるようになります。

コミュニケーション能力を高める その2

2008 年 9 月 11 日 木曜日

コミュニケーションについてはいろいろ考えるところがあるので
まだまだ書きます。
前回は「前提を合わせる」重要性について書きました。

相手に合わせるためには、自分は相手よりも受け入れる
幅が広いことが必要だと思います。

たとえ話をしましょう。
Aさん、Bさん、Cさんの3人が、ある花を見たときにその色を
A:赤色
B:紫色
C:赤紫色
と答えたとします。

このときCさんはAさんBさんよりも色に対して細かく判断しています。
AさんBさんが12色入りの色鉛筆を持っていて、
Cさんは24色入りの色鉛筆を持っているイメージです。

僕はCさんのような人を「メッシュが細かい人」と定義しています。
そういう人は会話をしていても、少しのずれに気づいてそれを訂正
できるので、自然と前提を相手と合わせられるのです。

メッシュを細かく持つためには、いつも「定義」に注意するといいですね。
・SaaSとASPの違い
・ハウジングとホスティングの違い
・要求と要件の違い
といった似ているようで異なるものに注意していると、自然と細かな定義ができていきます。
それは必ずコミュニケーション能力向上に通じます。

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コミュニケーション能力を高める

2008 年 9 月 5 日 金曜日

最近本当にコミュニケーション能力って大事だなーと痛感しています。

・お客様の要望を開発エンジニアに伝える
・プロジェクトの状況を社内で共有する
・新規営業先にECサイトの仕様を説明する

日々コミュニケーションの連続です。
そのときの僕の心がけは、
「まず前提を合わせること」

です。

・開発エンジニアはお客様の業務を知りません
・社内メンバーは僕のプロジェクトの内容をよく知りません
・新規営業先はそもそもECという言葉を知っているかわかりません

まず何より自分の言いたいことを伝えるよりも、
「相手と自分の前提は合っているか?」
を先に考えます。

その考えがあると
・どこまでさかのぼって話をするべきか
・どのような言葉を選んで伝えればよいか(専門用語は避ける)
・相手が分かりやすいたとえ話はないか
というところに意識が向きます。

たまに仕事で、コミュニケーション能力の高い人に出会うと、
その人はまず前提を合わせることに注力していることに気づきます。

「要件の前にまず前提から」
コミュニケーションの基本中の基本ではないでしょうか。