敏腕PMブログ

2009 年 4 月 のアーカイブ

全てのわがままを受け入れる

2009 年 4 月 19 日 日曜日

プロジェクトマネージャーは日々色んな人からわがままを
言われる立場にあります。

あえて「わがまま」と書きましたが、これはプロマネ目線であって、
周りから見ると、「要求」や「意見」だったりします。

具体例で挙げると
・クライアントからは「当初の契約金額にこの機能開発も当然含まれてますよね?」
・開発メンバーからは「仕様が固まっていないのでこんなの開発できません。仕様を決めてください」
・上司からは「赤字にならないようにきっちり工数のマネジメントをするように」
と同じタイミングで言われた場合、プロマネは窮地に追い込まれます。

クライアントの要求を飲みすぎると、開発メンバーの負荷が高くなったり工数オーバー(赤字)になります。
クライアントの要求を飲まないと、プロジェクト運営そのものが立ち行かなくなる場合があります。

僕はいつも「全ての人のわがままを受け入れてあげよう」という気持ちでやっています。
実際にはわがままを言っている人はいなくて、それぞれの立場で当然のことを言っている
だけなのですが、「みんなわがままで仕方がないなー。」と思うことにしています。
そのほうが気持ち的にキャパシティを大きく持てるので。

で、結局プロジェクトマネージャーの仕事の大半は調整であって、
・人の話をよく聞いて、何を望んでいるのかを理解する
・理解した内容を関係者に伝え、具体的な行動に落とし込む
みんな自分目線で話をするので、翻訳・通訳といった調整が必要なんですね。

ときには「お願いします!」と頭を下げて、
ときには「それはできません!」と断って、
みんなのわがままが、ある程度通る最適な落としどころを模索します。

おもしろいことに、ある程度わがままをきいてあげると、
そのあとはスムーズにことが運ぶことが多いです。
このあたりは人間の心理なんですかねー。
わがままきいてもらったからしっかり仕事しないと、と思うのでしょうか。

大きなわがままをうまく調整して解決すると
結束力や信頼関係が生まれてきますよ。

成長したいなら素直であれ

2009 年 4 月 12 日 日曜日

4月なので新人研修真っ只中の会社も多いのではないでしょうか。
弊社でも社会人としてのマナーから業務オペレーションまで、
現在急ピッチで教育が進められています。

今回は成長する人としない人の違いについてです。

過去すさまじい速度で成長する人を色々と見てきましたが、
「伝えたことを素直に実行する人は成長が早い」
ですね。

これは教育する側になって気づいたことですが、
伝えたことを伝えたとおりにやらない人が多いです。
あえて「やらない」と書いたのは「できない」ことではないので。

僕が最初に見せる例を見てそのままやればできるはずなのに、
途中から自己流のやり方をまぜて最終的にはできなくなる。
資料作成でも商談の進め方でも同じ。

最初から自分オリジナルを出そうとして失敗する。
一足飛びに成果を狙おうとして陥るワナです。

知識や経験、センスがなくても、言われたことを言われたとおりに
実行する人が、成長が早い人です。
特に社会人になって間もない人に言えます。

「言われたことだけやってればいいんだよ!」
という言葉は少々言い方はきついですが、本質も含まれていると思います。

以前このブログで書いた、
・プロジェクトマネージャーも守(しゅ)・破(は)・離(り)
・はじめはモノマネから
も併せて読んでいただければ幸いです。