敏腕PMブログ

2009 年 8 月 のアーカイブ

ロールモデルはいますか?

2009 年 8 月 21 日 金曜日

ロール=役割 モデル=規範(ひな型)

ロールモデルとは、行動の規範となる存在 お手本のことです。
もう少し簡単に言うと、「あの人みたいになれればいいな」
と思える、先輩、上司、同僚のことです。

ロールモデルは身近な人だけとは限りません。
歴史上の人物、過去の偉人、業界の有名人などなどさまざまです。

今はパナソニックになりましたが、以前松下電器産業の経営を立て直した
中村邦夫社長は、課題にぶつかったとき、判断に悩んだときは
「松下幸之助ならどう考えたか」という発想をしたそうです。
これもひとつのロールモデルだと思います。

人間誰しも長所、短所というものがありますので、全人格を認めて
受け入れるのは難しくて、ロールモデルもその観点からすると
なかなか見つからないかもしれません。

これを書いている僕も最近尊敬する人は自分の父親くらいで、
あとはロールモデルはそれぞれの人のパーツパーツを組み合わせて
目標到達地点のようなイメージにしています。

営業ではこの人、プロマネではこの人、アイデアの出し方ではこの人、
という感じで分野別にロールモデルを決めています
もちろん、過去お仕事を一緒にした人を思い出しながら日々の
仕事を進めていく、といったことを自然としています。

仕事ができるようになりたい!
もっと多くのことを吸収したい!
このような欲求にはロールモデルを分野別にたくさん作るのがオススメです。

そしていずれは、
「あなたをずっとロールモデルにしてました」
なんて言われる日が来ると最高ですね。

健全な不安を持つ

2009 年 8 月 1 日 土曜日

世の中「絶対に成功する」プロジェクトなんてなくて、
成功する確率を限りなく100%に近づける努力を地道に行います。

プロジェクトマネージャーとしては、99%成功すると思っても、
残りの1%が気になり、失敗しないよう対策を立て続けます。

”絶対成功する”と思っているより、心のどこかで”失敗するのではないか?”
という健全な不安を持っているほうがちょうどいいと思います。
石橋を叩いて渡る精神ですね。

ただし、行動や発言は常にポジティブでなければなりません。
PMが心配性すぎるとメンバーが不安になりますので。

作家のおちまさとさんが「ポジティブシンキング&ネガティブシミュレーション 」
という言葉を使っているのですが、まさにこんな感じですね。
心は明るく楽観的に、でも計画は慎重(ネガティブ)にリスクを最小限に
というのがプロマネに求められる要素ではないでしょうか。

営業するときには「受注できない理由は何か」
システムリリース前には、「想定されるシステムトラブルは何か」
常にネガティブな理由を考えると、それを回避しようとするので、
自然と目標(目的)に近づくことができます。

ぜんぜん緊張しないで望んだプレゼンよりも、
不安が多くて緊張しまくってだからこそ用意周到に望んだプレゼンのほうが
うまくいく確率が高いですね。
これも健全な不安を持つことの効用例です。