敏腕PMブログ

2010 年 5 月 のアーカイブ

ポジティブな人と自分に甘い人の違い

2010 年 5 月 28 日 金曜日

こんばんは、浅田です。

ポジティブな人というと、前向きで自分に起こる出来事を
プラスに考える人というイメージがありますが、
中には自分に起こる出来事を自分の都合の良いように解釈して、
自分に甘い人がいます。

例えば自分が大きなミスをした時に、
それを大した問題ではないと都合よく解釈してしまうと、
自分に甘い人間になってしまいます。
逆に、自分がしたミスを活かして、
それを何のチャンスにするのかを考えて、
改善できるような人は非常にポジティブな人ではないかと思います。

さらにポジティブな人は、自分と一見関係のないような出来事も、
それを自分の成長のチャンスとして、自分事として考えて、
成長の材料にしてしまうような人だと感じます。

日々の何気ない出来事も自分に甘ければ何とも感じないけれど、
そこから何かを学ぼうとする姿勢で過ごすと、
勉強材料になる出来事がたくさんあることに気づきます。

本当にポジティブな人というのは、
目の前に起こった出来事を前向きに考えるというよりも、
普通にしていると、目に見えないチャンスを、
チャンスにしてしまう人なのではないかと思っています。

それではまた!

 

多数決=チームの意見?

2010 年 5 月 24 日 月曜日

皆さんこんにちは。癒し系PMの大橋です。

皆さんはチームで複数の意見から1つを選択する場合、どのような手法を使っていますか?多数決、を思い浮かべる方は多いと思います。

『多数決=民主的=チームの意見』という構図ですが、これは正しい捉え方でしょうか?

例えば5人のメンバーがいて、多数決でチームの意見を決めるとします。A案に3人、B案に2人となった場合、A案が採用されます。しかし、A案に同意しているのは5人のうちの3人で、残りの2人は違う意見を持っています。過半数が同意と捉えることもできますが、およそ同数の人たちは同意していないのです。

ここから分かるとおり、多数決はチームの半数の意見を無視する可能性があり、緊急性のある場合を除き採用すべきではありません。(多数決の代名詞、選挙では選挙日に必ず決定を下す必要があるため、この方法が合理的なのです。)

ではどうすればいいでしょう?可能な限りチーム内で意見を検討し、チーム全体で合意を取るのが理想です。その際には期限をもうけ、もしも期限までにチームで合意に達しない場合には、PMであるあなたが判断を下します。

“PMによる判断”は民主的ではありませんが、チームの半分を無視する多数決より納得のいく場合が多いのです。もちろん事前に、このプロセスで進めることに合意を取ることを忘れずに!

ではまた!

参考文献:ロバート・B・チャルディーニ 『影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか』誠信書房 1991年

マネージメントとリーダーシップ

2010 年 5 月 13 日 木曜日

こんにちは、輪湖です。

プロジェクトマネジメントという仕事は、極論すれば、無秩序の中に秩序を創り出すことだと思っています。
どう扱っていいか分からないような複雑な問題に対して、(無理やりにでも)枠をはめ、ある軸で分解し、整理し、タスク化し、担当者をアサインし、スケジューリングする。PMは、その問題をどう認識し、どう切って、どう対処するか、その判断力が問われ、その分解したタスクを計画通りに遂行することが求められます。
私は、様々な方法論や手法をベースにしつつも、この料理の仕方にある種のクリエイティビティがあると思い、そこにこの仕事の面白さを感じています。

一方で、プロジェクトは生き物であると言われることがあります。生き物=流動的であるという意味でその通りだと思います。
プロジェクト中にも、顧客の要求は変わり、メンバーのモチベーションは上下し、想定外の問題は起きます。計画は予定通りに進むことに越したことはありませんが、そうは行かないのが現実です。そんな困難な場面、刻々と変化する状況にどのように対処するか、PMはこういったことへの対応能力も必要だと感じるようになりました。また同時に、この能力はこれまでのPMスキルセットではカバーできない領域なのだとも感じています。

このことを、ジョン・コッターは、次のように表しています。
「マネジメントは複雑性に対処し、リーダーシップは変革を推し進める」

「変化」への対応、それはもはや「マネジメント」ではなく、「リーダーシップ」であるとの指摘です。リーダーシップとは何か、これを理解し、体得するには自分もまだまだ精進が必要ですが、PMは、テクニカルな知識・スキルだけでなく、もっと全人格的なモノだと思い、また気を引き締めたところです。

[参考文献]
Amazon.co.jp: MBAリーダーシップ: グロービス・マネジメント・インスティテュート, 大中 忠夫: 本

Amazon.co.jp: リーダーシップ論―いま何をすべきか (ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス経営論集): ジョン・P. コッター, John P. Kotter, 黒田 由貴子: 本

不得意だった職種でこそマネージャになるチャンス

2010 年 5 月 7 日 金曜日

今回からこのブログに参加することになった浅田です。
よろしくお願いします。

早速ですが、本題にはいります。

自分が得意とすることには2つのパターンがあります。。
(1)初めから得意だったこと。
(2)初めは全然できなくて得意になれたこと。

自分が一人のプレーヤーとして働く場合は、
(1)のパターンが当てはまる職種の方が、
活躍できる場合が多い。

逆に自分がマネージャになるなら、
(2)のパターンが当てはまる職種の方が、
活躍できる場合が多いのではないかと思います。

例えば、あまり努力せずにスーパー営業マンになれた人が、
マネージャになり、管理職になったとたんに、
活躍できなくなるケースが非常に多いです。
これは自分が簡単にできるようになったことは、
人にそれを転写することが難しいため、
チームメンバが育たないことが主な原因です。

一方で、まったく売れなかった営業マンが、
売れる営業マンになった場合は、
売れない時の気持ちも理解できるし、
売れるようになるには、どういうステップを踏むべきなのかを
人に説明することができるため、
チームメンバーが成長するので、
チーム全体の業績がよくなるという傾向にあります。

社会に出ると自分が得意でない仕事を任されることも多い。
仕事を初め優秀な周りのメンバと比較して、
劣等感を感じてしまうこともあるかもしれません。
でもそんな時は、
「その仕事が得意になれれば、
その分野で優秀なマネージャになれるチャンスがある」
という気持ちで仕事に取り組めれば、
仕事が面白くなるのではないかと思っています。