敏腕PMブログ

‘プロジェクトマネジメント’ カテゴリーのアーカイブ

成長したいなら素直であれ

2009 年 4 月 12 日 日曜日

4月なので新人研修真っ只中の会社も多いのではないでしょうか。
弊社でも社会人としてのマナーから業務オペレーションまで、
現在急ピッチで教育が進められています。

今回は成長する人としない人の違いについてです。

過去すさまじい速度で成長する人を色々と見てきましたが、
「伝えたことを素直に実行する人は成長が早い」
ですね。

これは教育する側になって気づいたことですが、
伝えたことを伝えたとおりにやらない人が多いです。
あえて「やらない」と書いたのは「できない」ことではないので。

僕が最初に見せる例を見てそのままやればできるはずなのに、
途中から自己流のやり方をまぜて最終的にはできなくなる。
資料作成でも商談の進め方でも同じ。

最初から自分オリジナルを出そうとして失敗する。
一足飛びに成果を狙おうとして陥るワナです。

知識や経験、センスがなくても、言われたことを言われたとおりに
実行する人が、成長が早い人です。
特に社会人になって間もない人に言えます。

「言われたことだけやってればいいんだよ!」
という言葉は少々言い方はきついですが、本質も含まれていると思います。

以前このブログで書いた、
・プロジェクトマネージャーも守(しゅ)・破(は)・離(り)
・はじめはモノマネから
も併せて読んでいただければ幸いです。

できる人ほど文句を言わない

2009 年 3 月 16 日 月曜日

社会人になってからの経験則ですが、
できる人ほど文句を言わないですね。

能力うんぬんの問題ではなくて、
発想の仕方のような気がします。

できる人→できない理由を挙げても仕方ないからできる方法を考える
できない人→自分には到底できないから、できない理由を考える

といった思考な気がします。
この思考が長年積み重なると大きな差になると思ってます。
新卒時代は横並びだったのに、5年も経つと大きな差に。

思考が変われば行動が変わる
行動が変われば結果が変わる

同じやり方で仕事をしているのに、
結果が出る人と結果が出ない人に分かれるのは、
目に見えない思考の部分が大きく影響すると考えています。

よく採用基準で「マインド重視」というのがありますが、
経験とか実績よりも、今後の伸び率を考えるうえで、
重要な要因になります。

長年の自分の思考や習慣を一気に変えることは難しいので、
「文句を言わない」ことを常に心がけると、
いつか自然に思考も行動も結果も変わると思います。

プロマネは汽車のレールを敷くイメージで

2009 年 3 月 12 日 木曜日

僕は営業とプロジェクトマネジメントがメインのお仕事なので、
開発やデザインといった部分はメンバーに依頼する立場です。

また、社内メンバーだけでなく外部のパートナー会社と協力して
お仕事を進めることも多々あります。

特に開発(制作)フェーズになると、自分で手を動かすことはできないので、
「いかにメンバーに気持ちよく働いてもらうか」
をイメージして進めています。

メンバーという汽車に走ってもらうように、走りやすいレールを敷く

イメージで仕事をします。
お客様とスケジュールを調整して、課題の解決策を提示して、できるだけ
まっすぐでゆがみのないレールをメンバーのために敷きます。

途中メンバーのモチベーションが下がってきたら、石炭とオイルを注入して
円滑に前へ前へ進んでいくようにします。

うまく進んでいるときはあえて何もしません。
僕が下手に前へ飛び出してブレーキを踏まれるといけないので。

プロジェクトが軌道に乗り出したら
「レールは敷いたから後は走ってもらおう」
と心の中で思っています。

答えは誰も知らないことを知る

2009 年 2 月 16 日 月曜日

自分がプロジェクトメンバーだったころ、
プロジェクトマネージャーは全く迷いがなく指示を出していると
思ってました。

いざ自分がプロジェクトマネージャーになってみると、、、、
日々迷いまくりです。

いろんな質問をお客様やメンバーからされて、
毎日いろんな課題が浮上しますが、
「絶対これで大丈夫」なんてことはありません。

どんな質問でもてきぱき答えが出る人がいますが、
そんな人もそのときどきで考えて答えを出しています。
答えを知っているのではなく、考えています。

マーク式選択に慣れているのか、最近は答えを欲する
若者が増えているように思います。
でも答えは誰も知らないんです。

これはプロジェクトメンバーの立場にある人に伝えたいのですが、
リーダーでさえも答えを知らないことを知ると、
自分の頭で考えなきゃ、という思考になります。

自分で考えて、行動して、結果を見て
また考えればいいんです。
答えを他人に求める人とは格段の差がつきます。

スケジュールは当事者に作成してもらう

2009 年 2 月 13 日 金曜日

昨日は開発スケジュール作成のヒントについて書きました。
たいてい開発スケジュールは開発者本人に引いてもらいます。

なぜかというと、
その仕事に責任を持って望む覚悟を持ってもらう
ことを意図しています。

途中で投げ出しそうでも「自分で作った」「自分がやると言った」
スケジュールなんだから、やるしか仕方ありません。

人間は一度言ったことをくつがえすのを、本能的にいやがります。
そういった心理術も実は含まれています。

スケジュール作成だけでなく、仕事全般に当てはまります。
「今年の目標を自分で決めよ」みたいなことを言われると思いますが、
これも同じことですね。

他人から決められたのではなく、自分で決めたことだから、という理由が
推進力になります。

若い頃僕はよく「コミットしろ!」と言われ続けました。
コミットメントの略でかつ動詞形で使うのですが、
意味は、「自分がやると言った仕事に対して責任を持て」です。

今ではコミットは習慣化されてます。

開発スケジュール作成のヒント

2009 年 2 月 12 日 木曜日

最近久しぶりに機能別の開発スケジュールを作成しました。
いつもは開発する本人に作成してもらいますが、
今回は短期でたくさんの機能開発が求められたので、
自分でざーっと引きました。
※なぜいつもは本人に作成してもらうかは別途書きます。

で、スケジュール作成のときのポイントを。
機能開発で、「検索・更新・削除」の3機能を3日で仕上げる場合を例にします。
縦軸に機能を、横軸に日付をとった場合に、

◆パターンA:1日1機能
・検索機能 -
・更新機能  -
・削除機能   -

◆パターンB:3日で3機能
・検索機能 ---
・更新機能 ---
・削除機能 ---

というスケジュールパターンが想定されますが、
どっちが良いスケジュールでしょうか?

僕はBのほうが良いスケジュールだと考えています。

理由は以下
・スケジュールは予定と実績を管理します。
1日毎に管理するより、ある程度まとまった単位で管理したほうが
開発者も管理者もラク
です。(毎日進捗確認っていやですよね?)

開発は後半のほうが慣れてきて効率が上がります
なので1日目は調子が悪くても、2日目、3日目で十分挽回ができます。
より実際に近いスケジュールがBなのです。

・Bの場合、開発順は開発者が自由に選択できます
検索機能から作るより、更新機能を先に作ってそのデータをもとに
検索機能を作ったほうが効率は良いです。

ある機能開発で煮詰まっても、他の機能開発に手をつけられる状態
にしておくことで、遅れを最小限にとどめられます。
スケジュールってあるとそれに従うので、Aのパターンだと初日は検索機能だけしか
やらない可能性があります。

以上、お役に立てれば幸いです。

ITの世界で適正価格はどう決まるか

2009 年 2 月 4 日 水曜日

主婦がスーパーで野菜を買うときには、
どのスーパーで野菜を買うのが最もお得かを計算しています。

なぜ主婦がこれをできるかというと、
・野菜の適正価格を知っているから
・複数のスーパーで比較・検討できるから
です。

ではIT業界(システム,WEB)はどうでしょう。
ホームページを制作したいときに、依頼する人は
・ホームページ制作の適正価格を知っている
・複数の会社を比較・検討できる

と言い切れるのでしょうか。

IT業界はまだまだ業界の年齢が浅く、
適正な価格を利用者が判断できるまでに至っていません。
現在でもなお
・昔からお付き合いのある会社に毎回頼む
・営業担当がいい人だったからその会社に頼む
といった話があります。

野菜は自分の目で選べるのに、システム開発会社は選べないのです。
それだけIT業界で適正価格っていうのは難しいのです。
弊社はそこにメスを入れました。

・ITをそれほど分からない依頼者が、適正な価格で発注できるように
・実力のある会社が、適正な価格で受注できるように


そんな想いをこめて、弊社では「BBPlanet(びーぷら)」を運営しています。
http://it.bbplanet.jp/

最近リニューアルも行い、より依頼者と受注者でのコミュニケーションが
取りやすくなりました。

僕はIT業界の「世直し」だと思ってます。

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正解はいつも特殊解

2009 年 1 月 18 日 日曜日

最近ものすごく判断とか決定とかをする機会が多くなってきていて、
未知の領域の仕事も入ってきているので、考える時間が増えてます。

最適な判断とか、最適な決定ができるよういつも心がけているのですが、
正解って100個の問題があったら100通りあると思っていて、
本やネットで調べれば解決するものではありません。

ちょっと話を脱線しますが、「経営戦略を問いなおす」という本があります。
簡単に要約すると、”経営戦略とはなに?”という疑問に大学教授の著者が
データを用いながら明快に回答します。

その本のなかで、経営戦略は「経営者の主観に基づいた特殊解」という結論になります。
社長の事業観、経験、度胸が優れた戦略を導く、としています。
戦略は最終的には人に宿る、という意見ですね。

机上の空論ではなく、大学教授らしく事実(データ)に基づき論理的かつ
一般人にもわかりやすい言葉で書かれています。
ぜひ一読をオススメします。

で、話がそれましたが、プロジェクトマネジメントも
「PMの主観に基づいた特殊解」だと思うのです。
だからPMは知見を広げなければならないし、考えなければならないし、
自分で一般解ではなく特殊解を導かなければならないのです。

メンバーから相談を受けたときに、その相談に対する直接的な
アドバイスはできますが、最後にするアドバイスは
「常に考え続けろ」になります。

これは導く答えが常に「特殊解」だから。

その時に得られる解はその時だけのもの。
また別の時期に同じ課題に直面したら、解は違うかもしれない。

正解を欲する人には、特殊解であることを添えて伝えるようにしています。

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インフォーマルコミュニケーションってご存知ですか?

2009 年 1 月 7 日 水曜日

タイトルの通りなのですが、みなさん
「インフォーマルコミュニケーション」ってご存知ですか?
最近ではオフィスレイアウトを考えるときにも取り入れられたりします。

インフォーマルコミュニケーションのイメージをお伝えすると、
・会議中に話し合いをする ⇒ フォーマルコミュニケーション
・喫煙室でたまたま会った人と話す ⇒ インフォーマルコミュニケーション
といった感じで、
「前もって予定されていないフェイスtoフェイスの会話やコミュニケーション」をいいます。

最近弊社でもグループウェアのブログ機能を通じて情報共有がされるようになったのですが、
全く別の部署の人が何をやっているのか、何を考えているのかが見えるようになって
とても面白いなーと思いました。
フェイスtoフェイスではないですが、
これも広い意味でのインフォーマルコミュニケーションと考えています。

プロジェクトメンバーとのコミュニケーションも、いつも会議室で行うのではなく、
わざとインフォーマルな形式で行ってみると、普段は見えない得意分野や性格が
見えるかもしれません。

皆さんも取り入れられてはいかがでしょうか。

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営業の成功確率って、、、

2009 年 1 月 5 日 月曜日

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞPMブログをよろしくお願い致します。

今回はプロマネからちょっと外れて営業のお話。
毎年1月から3月は多くの企業が来期の予算取りをする季節です。

B向けサービスを展開する弊社も、1~3月が営業のがんばりどきです。
営業を担当していると、「受注できる確率ってどれくらい?」
と上司から聞かれることってあると思います。

報告は数値で、と以前このブログでも書きましたが、
「結構受注できそうです」なんて言っても比較検討ができないので、
受注確率はやはり数値で報告すべきものと思ってます。

この確率についてなのですが、
受注確率はどこまで高くても50%
というのが僕の考えです。

これはかなりの経験則も入っているのですが、
・絶対受注できると思ってたのに、寝返られた
・コンペで勝ったけど方針変更で案件自体が消滅した
なんて話が自分も経験してますし、周りでもたくさん起こってます。

なので「ほぼ受注できそう」、と思っていても僕の場合は確率MAX50%です。
こうしておくことで、1つの案件に依存しないようになりますし、
仮に何か不可抗力によって受注できなくても精神状態も安定します。

僕が80%を付けるのは、継続案件であとは決裁権限者がはんこを付くだけ状態
くらいですね。

魅力のある提案書を書き、どこよりも投資対効果が高い見積りを提示し、
お客様から信頼を得られた状態でも確率50%なので、あとは運です。
運にまかせられるまで準備をすることが営業ではとても大切。

今年も運がいいといいな、と思う仕事はじめです。