敏腕PMブログ

‘人材育成’ カテゴリーのアーカイブ

自分だったらこうする

2008 年 7 月 15 日 火曜日

僕の社会人1年目はプログラマーでした。
先輩社員が設計して、僕がプログラミングとテストをする。
仕様が分からなければ都度先輩社員に確認する。
スケジュール管理もその先輩が行ってました。

そのときよく考えていたのが
「自分だったらスケジュール管理はこうする」
「自分だったらお客さんとの交渉はこうする」

といった、シミュレーションでした。

先輩のマネジメントスタイルがいやだとかいう意味ではなく、
“もっとうまくやる方法があるのでは?”
ということをいつも考えていました。
トヨタの”カイゼン”のようなイメージです。

実際にその先輩と同じ立場になったときに初めてその
先輩の苦労が分かりました。
メンバーのモチベーションとかお客さんの要望とか、
いろいろコントロールしなければならない立場になってやっと。

ただ、「自分だったらこうする」ということを常に考えていたので、
ある程度先輩の疑似体験ができていて、
あらゆる決断の場面でそれほど迷いませんでした。

今でもよく自分がお客さんの立場だったらこうするだろうなー、
というのは仕事をしながら考えることがあります。

PGはSEの仕事を、SEはPLの仕事を、PLはPMの仕事を
「自分だったらこうする」
という観点で観察しておくのがよいと思います。

背中と口で引っ張る

2008 年 7 月 14 日 月曜日

今日は人材育成についてのお話です。

プロフェッショナル仕事の流儀というテレビ番組で
前回はヤクルトの宮元選手がゲストでした。

ヤクルトのキャプテンであり、
日本代表のキャプテンでもあります。
星野JANPANのキーマンですね。

そんな宮本選手の流儀として
「背中と口で引っ張る」というのがありました。

「背中だけ見せても言わないと分からないことがある。
だから僕は言う。」

というスタンスです。
かなり共感しました。

キャプテンなので、プレーで周りにアピールすることはもちろん、
気を抜いた選手には厳しい激(言葉)が飛びます。

プロジェクトメンバーに対して僕は、
言われたら分かる = 言われないと分からない
と思っているので、積極的に言うようにしています。
(アドバイスの場合もあれば、注意事項の場合もあります)

それが相手にとっても自分にとってもHAPPYだからです。
どうせ気づくんだったら、
1年後に気づくより、今日気づいたほうがいいですから。
しかも言われたら気づくんですから。

人材育成の観点から考えると、人間は
①言わなくても分かる人(1割)
②言われたら分かる人(8割)
③言われても分からない人(1割)

の3パターンに分けられると思っています。(注:割合は単なる感覚です)

僕は②のパターンの人が”人材育成”の対象だと考えています。
②⇒①へ自分が誘導できたらとても強力なチームが作れます。

なので僕の人材育成についてのスタンスは
・俺から盗め!
ではなく、
・俺のノウハウ全部伝えるから1日でも早く成長して!
です。

1歩間違うとただの”過保護”なので、
相手との最適な距離を見つけることが大事ですけどね。