2010 年 4 月 28 日










こんにちは。癒し系PMの大橋です。
プロジェクトの中にはうまく行くものと、あまりうまく行かないものとあります。ではその成功/失敗の原因にはどのようなものがあるでしょう。能力?運?難易度?努力?
例えば、こんな話を聞いたことがあるのではないでしょうか?
今回のプロジェクトは成功した…それは運が良かった、簡単(難易度)だったから。
今回のプロジェクトは失敗した…それは自分に能力が無かったから。
え!?自分と同じですって?
実はこれ、最悪のパターンといわれています。4つの原因は、次のように分類できます。
ここで先の考え方をもう一度見てみると、成功は外部の原因、失敗は自分が原因としていますね。これでは成功しても自信は付きませんし、失敗した場合は「自分はダメだな…」となり、落ち込んでしまいます。
ではどのように捉えると良いのでしょう?
今回のプロジェクトは成功した…それは自分の能力があったから。
今回のプロジェクトは失敗した…それは自分の努力が足りなかったから。
こう考えれば、成功したときには自信が高まりますし、失敗しても「次はもっとがんばるぞ!」と前向きになれます。実は、社長など成功者にはこのパターンの考え方をする方が多いという調査結果があります。(あの中田英寿氏もそうらしい!)
でも自分の能力って…ちょっとナルっぽいですか?その場合は、やはり成功の原因も
努力と捉えてみてはどうでしょう。「がんばった甲斐があった!」って、周りから見ても気持ちがいいですよね。
成功も失敗も、全ては経験であり、成長の糧です。ちょっとの考え方の差で、あなたの、そしてチームメンバーの成長スピードが変わってきますよ。
ではまた!
参考文献:
津田 秀樹『ジーパンをはく中年は幸せになれない』アスキー・メディアワークス 2009年
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2010 年 4 月 15 日










こんにちは、輪湖です。
最強のチームはどんなチームか。
プロジェクトマネージャー(PM)は、オーケストラの指揮者に例えられることがあります。大勢の演奏者をまとめて、一つの音楽を創り上げていく過程がPMと重なる部分があるからだと思います。誰が指揮者かで行くコンサートや買うCDなどを選んでいる方も多いのではないでしょうか。指揮者は、絶大な権力を持ち、その影響力が、オーケストラの音楽の質を左右します。
このような指揮者絶対のオーケストラの世界で、「指揮者のいないオーケストラ」があるというのをご存知でしょうか。オルフェウス室内管弦楽団は、指揮者を置かず、チームでリーダーシップを共有して決定を行うというプロセスを支持し、世界で最も有名な室内管弦楽団の1つに成長しているそうです。
そのオルフェウスでは、下記の8つの原則の下に、全員が意思決定に参加するプロセスを採用しています。
- その仕事をしている人に権限をもたせる
- 自己責任を負わせる
- 役割を明確にする
- リーダーシップを固定させない
- 平等なチームワークを育てる
- 話の聞き方を学び、話し方を学ぶ
- コンセンサスを形成する
- 職務へのひたむきな献身
これは、マネージャー(管理する側)とメンバー(管理される側)というピラミッド構造の上意下達型の組織で運用される原則とは、180度異なります。私は、オルフェウスの組織の方が、従来型のピラミッド型組織よりも「強い」と思います。それはピラミッド型組織では、悪く言うとマネージャーが意思決定のボトルネックとなり、その判断スピード、判断力が成否を左右してしまうからです。スーパーマネージャーに依存した組織ではなく、マネージャーがいなくとも存続可能なチーム、そんなチームが本当に強いと思います。そのためには何をすべきかを考え、日々実践していく必要があると思っています。
マネージメントも役割の一つに過ぎない。そんな姿勢を持ちながら、これからも学び続けたいと思います。
[参考文献]
Amazon.co.jp: オルフェウスプロセス―指揮者のいないオーケストラに学ぶマルチ・リーダーシップ・マネジメント: ハーヴェイ セイフター, ピーター エコノミー, Harvey Seifter, Peter Economy, 鈴木 主税: 本
Amazon.co.jp: ヒトデはクモよりなぜ強い 21世紀はリーダーなき組織が勝つ: オリ・ブラフマン/ロッド・A・ベックストローム, 糸井 恵: 本
InfoQ: 世界的に有名なオーケストラがスクラムに似た手法を採用
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2010 年 3 月 26 日










皆さんこんにちは!
エスキュービズムの輪湖です。
今日からPMブログの執筆陣に加わることになりました。これからよろしくお願いいたします。
プロジェクトマネージャーの重要な役割は、「チームのパフォーマンスを最大化させる」ことだと思っています。そのためには何をすべきか、PMは日々頭を悩ませます。チームのパフォーマンスを定式化するとすると、私は以下のような式をイメージします。
チームのパフォーマンス = Σ(単位時間当たりのパフォーマンス:P×時間:T)i+α
つまりチームのパフォーマンスを最大化するためには、次の4つを上げることを考える必要があります。
- P(パフォーマンス)を上げる
- T(時間)を増やす
- i(人)を増やす
- αを増やす
まず、単位時間のパフォーマンスと時間について。
どちらかを上げれば、全体のパフォーマンスには影響を与えるのですが、実は単位時間のパフォーマンスと時間は相関せず、
長時間働くことは逆にパフォーマンスを下げる要因にもなります。パフォーマンスを落とさずに働ける最大時間を目指すのが、PMの腕の見せ所の一つだと思います。
次に人を増やすについて。
これは、一番容易だと思われがちですが、単純に頭数を増やしてもそれがダイレクトに貢献するのはなかなか難しいと思います。それは、キャッチアップコストが掛かるということと、人数が増えることによって合意形成までのコミュニケーションコストが余計に掛かるからだと思っています。したがって、最適な人数を見積もることと参画タイミングを見極めることがまた重要です。
次にαについて。
αとは何か。私はシナジー(相乗効果)と呼んでもいいと思っていますが、実はこれが一番効く気がしています。成功するチームには必ずこれがある。そういっても過言でないほど、私はこの力を信じています。ゴールを達成するために、皆で一致団結して困難な課題を乗り超えようとする力、そういうものが共有されているチームは強いと思います。それをいかに作り出すか。私にもまだこれだという答えはありません。それは、自分のテーマとして、今後いくつモノプロジェクトを経験していく中で追い続けていきたいと思っています。
このようにPMは、様々なファクターのバランスを取りながら、チームのパフォーマンスの最大化を目指す。そんなチャレンジを日々していくのだと思います。
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